この季節になると自然と使い始める毛布。みなさんは正しい使い方をご存知ですか。
この記事では、意外と知らなき方も多い、毛布の基礎知識と、「シール織り綿毛布」について紹介します。
毛布とは
毛布(もうふ)は、ウールやアクリル、綿などの素材を厚く織って(編んで)起毛などの処理を施した製品です。
主な用途は、睡眠中の暖かさを保つことで、寒さの程度に応じて、複数枚を使用したり、掛け毛布、敷き毛布として利用方法を変えます。日本へは明治時代初頭に寝具というよりも防寒具として導入されました。
毛布の正しい使い方
正しい使い方というと、少し大げさですが、より快適にお過ごしいただける使い方をおさらいしましょう。
掛ふとんとのご利用を考えた場合、上から順に、アクリル素材の毛布、次に羽毛布団、その下に綿毛布となります。
1.人造繊維の毛布は一番上(羽毛ふとんの上に載せる)
2.掛ふとんは中間
3.天然繊維の毛布は一番下(身体に一番近いところ)
天然繊維を一番下、つまり肌に直接触れるように使用するのには理由があります。
コットンやウールなどの天然素材は、繊維自体に湿気を吸っては吐き出す「呼吸力」を持っています。
暖かく眠れて蒸れにくく、素肌にも優しいのが特長です。
なかでも、「綿」コットンはもっとも人肌に優しいく、乾燥する冬にもパチパチせず、年中通して使えるすぐれものです。
シール織り綿毛布とは
Seal(シール)とはアザラシの毛皮という意味があり、パイル糸の光沢感がアザラシの毛皮に似ていることから名付けられました。
当社のシール織綿毛布は、無理に毛羽立たせているのではなく、製織段階でパイル部分を同時に織り上げていくため、毛抜けやへたり、毛玉が発生しにくく、丈夫さ、暖かさ、やわらかさで高い満足感を期待できます。
素材である綿は、保湿性、吸湿性に優れているので、夏は爽やか、冬は暖か、素肌に優しく快適に年中ご利用いただけます。
この機会にぜひごご利用ください。